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マ​ン​ボ​ウ​の​反​転

by Cashewcats

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1.
Rainbow MB 04:23
渇いた心の果てまで聞こえる 透明な雨の音に誘われたの ガラスの光がさす 窓辺からは 雫のオルゴールが鳴り響くの 優しい無重力に身を任せて 透明な空の向こう 飛んで行くのだ なないろマーブル模様 くるまれてく 雫のオルゴールが鳴り響くの きらめくこの世界は 空の音色 夢見る気持ちの中 飛んで行くのだ 長靴 水たまりに うつる空を 両手で舞い上げると 雲の隙間 ひらくトビラ きっとあと少し 花咲く!! ひかる水しぶき パッと世界 はじける まぼろし夕焼け空 あかく染まる 夢から覚めたみたい 飛んでいたのだ なないろマーブル模様 もうないけど 雫のオルゴールが焼き付いてる ひらくトビラ きっとまた会える気がする 夜の月が照らすベッド眠る ふんわり 夢の中でそっと あと少し話そう 光る水しぶき 朝、世界はじまる
2.
君は消える 暗い煙の向こう 誰も近付けない 夜は長く 数百万(種)以上の中で ここは孤立している 光 飲み込む 上部漸深層の声は遠ざかるよ マグマ揺らぐ 摂氏400度の中で生きる熱水地帯 海底の庭を歩く 硫化鉄は 隠れる二人を探して彷徨い進む 光 重なる踊る臨界点の狭間 遠ざかるよ マグマ揺らぐ 摂氏400度の中へ飛び込む 熱水地帯 全ての命ここに生まれるような圧力感じて まぶた閉じる 海底火山の歌響く それは ゆりかごみたい 今日も賑わう 黒い煙突状の街はメタンまみれ 硫化水素 化学合成の花が咲く みんなこの指とまれ 流れる電気の中で古細菌は まだ見ぬ未来のかけらに変化していく
3.
すぐに先が見えてしまって 期待も何もなくなって いつか夢は消えてしまうの 見慣れた街もなくなって 心の叫び声から出口求め 真っ暗闇な場所 照らす方法は きっと どこかにあるはず 人が暮らすプラント施設 二千年の時を超えて いつかはキミも消えてしまうの 愛するリビドーも枯れてく 過ぎ行くネオンサイドが映る瞳 はっきりとした目で テレフォン越しに 浮かぶ月を探してる 雪のとけた星の果て 眺めて 矛盾と交差した本音が隠れる 光る街のあかりまで歩いた 人の騒ぎ声 本当は偽物 人の夢がホログラムでも 地下世界では どうでもいい 神の詩も 届くことなく 裸の命 剥き出して 夜の街 出会うまでは ダメになった私の夢覚ます 窓の向こうで きっと君が待ってるはず すぐに先が見えてしまって 期待も何もなくなって いつか夢は消えてしまうの 見慣れた街もなくなって 過ぎ行くネオンサイドが映る瞳 はっきりとした目で テレフォン越しに 浮かぶ月を探してる 雪のとけた星の果て そのまま 言葉と交差した本音は地下室
4.
透明な空 03:06
まだ見ぬ世界の場所 遠く輝いて いつもの街ざわめき感じ歩いてる 知らない道も 家の中でも 同じ空の下で眠れば同じかな 白でも黒でもないもの見ていたい そのまま素直な気持ちで生きてみる ガラスのむこう 見える光は いつか消えてくけど あんまり変わらない まだ見ぬ世界の場所 遠く輝いて 伸ばした手の中には何もないのかな 無意味な日々も 透明な光 全てが溶けていく 愉快な虚無の色
5.
それは雨のち晴れの 夕暮れお天気みたい これは後の警鐘か 浮かれて飛んで行きそうな いつも雨のち晴れの 気まぐれ 振り回すように これは気のせいでしょうか たまには野良猫のように 遠くの街まで 行ってみたいと思います 見飽きた街から 旅に出たいなんてね それは雨のち晴れの ひまわり くるくるまわる 今日は気の向く方へ たんぽぽ吹き飛ばして行こう いつも雨のち晴れの 気怠い繰り返しだね どこか静かな場所で 旅立つカモメのように 遠くの街まで 行ってみたいと思います 見飽きた街から 旅に出たいなんてね 人は儚く進む 未来は曇り空だね 全て幻でしょうか 誰もが 終わりへ向かう たとえ曇る空でも 見つけた束の間の夢 希望 捨てずに行こうか 地球のお天気のように 遠くの街まで 行ってみたいと思います 見飽きた街から 旅に出たいなんてね
6.
ロッド 03:58
これが最後の言葉なら 全てを捨てて伝えるのに ああ どうしてこの場所は 誰かの世界 繋がらない もしも私が神ならば 全ての人を許すのに ああ 覚めない魔法のような 誰かの世界 守るために さあ 窓に映る陽と 小さな溜息を この手で 大空に打ち上げた 残り香 夢のように咲くかな ここは絶望の世界でしょうか 私はずっと笑ってるよ 墜ちていく瓦礫の部屋 壊れた私の夢を見た 遠く離れた桃源郷 あなたの理想はどんなもの? そう 私が魔法になって 誰かの支えになれますように さあ 窓に映る陽と 小さな溜息を その手で 大空に打ち上げた 残り香 夢の花火咲いたら もうそれで終わろう
7.
『アルカディアの破綻』 アルカディア 坂道から転げ落ちた人々が 理想だけの未開地へ 届かない夢を担ぐ 自分でも それが何なのか 鳴り響くと それがパスコードで 幻は淡い力 深い水の底 照らす 世界線の分岐点 戻れるならまたいつか 受け入れる これは罰でしょう 鳴り響くと それがパスコードで アルカディア そこに咲いた幸せの花が見えず 囁く声に惑わされ 暗闇の扉開く 忘れてた 胸の奥底で 鳴り響くと それがパスコードで 塞ぎ込む 暗い部屋で溢れかえる悲しみと 破滅までの物語 手を繋いで夢の中 完全な君の世界まで 鳴り響くと それがパスコードで 始まりの鐘は 手の中で 鳴り響くと それがパスコードで 探してるトビラ開くとき 鳴り響くと それがパスコードで 探してるトビラ開くとき 鳴り響くと それがパスコードで
8.
人が生まれ消えていく 気がついたら何もなく ただ空虚な毎日を からっぽのまま生きていく 悲しみも争いも この世界は何もない ただ平和な毎日を 噛みしめては飽きていく 夢が覚めて そして流れる 終わりのうた 聞こえる 昔の記憶しかないけど いつか見た夢の続きを 今もまだ探してる 終わること受け入れられずに 今もまだ振り返る過去の日 かけがえのない何かを 手放した時のような 曇り空の頭の中 誰かの眼差し見えた かけがえのない何かを 手放した時のような 雨上がりの傘模様 そこに置いて進もうよ いつか見たよ それはあなたの後ろ姿 思い出す 昔の記憶しかないけど 昔見た 淡いまぼろし 今もまだ追い求めて 終わるまで 気付かぬふりして 終わらない夢の中さまようの
9.
君は海の底に沈む 魂宿して息する生命 ららら… 波が揺れる みんな眠る星の中で二人は出会った 運命 月の知らせが静かに光るの 世界の夜明けがくる 最初の目覚めのとき 虚無から起きましょう 私が見守るから 命を繋ごうよ 母なる海の底で 波が揺れる みんな眠る星の中で二人は出会った 運命 月の知らせが静かに光るの 虚無から起きましょう 私が見守るから 命を繋ごうよ 母なる海の底で 体か繋がる 温もり伝えるのよ 命を紡ごうよ 真っ暗な宇宙の果てで

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マンボウの反転
Inversion The Mola mola.

Cashewcats,約3年ぶりのアルバムです。
いろんなことがありましたが無事にリリースすることができました。
よろしくお願いします。
Thank you!

●Twitter
twitter.com/cashewcats_6
●SoundCloud
m.soundcloud.com/cashewcats

credits

released October 24, 2020

All Music & Lyric / Cashewcats
Mixed by Cashewcats
Masterd by Cashewcats
Art work / Cashewcats

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all rights reserved

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CashewCats Japan

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